【鼻】耳鼻咽喉科医が伝授 正しい鼻のかみ方4つのポイント

公開日: 更新日:

 知っていそうで知らないことのひとつに「鼻のかみ方」がある。子供の頃からやってきたことだが、間違ったかみ方を覚えたまま大人になった人は意外と多い。鼻のかみ方が悪いとスッキリしないだけでなく、鼻や耳の病気を引き起こすキッカケにもなる。東京逓信病院・耳鼻咽喉科(東京都千代田区)の八木昌人部長は、正しい鼻のかみ方の4つのポイントを挙げる。

①「反対側の鼻を押さえて、片方ずつかむ」
②「口から息を吸ってからかむ」
③「ゆっくり少しずつかむ」
④「勢いをつけて強くかまない」


「鼻をかむときは、必要最小限の圧力でかむのがいいので、片方ずつかむのが鉄則です。よく両方の鼻を一緒にかむ人がいますが、細菌やウイルスを含んだ鼻汁が鼻の奥の方に追い込まれてしまい副鼻腔炎の原因になります。また、鼻腔と中耳は耳管という空気の通り道でつながっているので、鼻汁が中耳に行けば中耳炎を引き起こします」

 勢い良く両鼻を一遍にかむと、耳が「ツーン」として痛むが、これも、かんだときの圧力が、耳管を通して中耳に行くために起こる現象だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」