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名郷直樹「武蔵国分寺公園クリニック」名誉院長

「武蔵国分寺公園クリニック」名誉院長、自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、臨床研究適正評価教育機構理事。著書に「健康第一は間違っている」(筑摩選書)、「いずれくる死にそなえない」(生活の医療社)ほか多数。

その情報は「論理」なのか「事実」なのか…それがまず重要

公開日: 更新日:

「抗酸化物質は、がんなどの病気や老化を予防し、遺伝子を守るためには、ヒドロキシラジカルを無毒化することです。抗酸化物質の効果としては以下があります」とあり、「がん抑制」「動脈硬化予防」「アンチエイジング対策」の3つが挙げられています。

 しかし、これは今では誤りであることが示されています。ビタミンAの前駆体であるβカロテンは、喫煙者の肺がんをむしろ増加させることが示されています。また、ビタミンEも心筋梗塞やがんを予防する効果はないことが事実として示されています。

 まず情報を吟味する際には、それが単なる理屈なのか、事実として示されているのかを明確にすることが必要です。

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