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永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

大腸がん<6>1次治療の病勢コントロール率は70%

公開日: 更新日:

 残り7割は部分寛解に至らないわけですが、しかし腫瘍がある程度縮小する、あるいは大きさが変化しない状態になる場合もあります。それが4週間以上続くと「安定」と呼ばれます。その間、進行が抑えられるので、それだけ延命が期待できますし、がんによる症状を緩和できるかもしれません。安定を加えたものを「病勢コントロール率」と呼びます。1次治療の病勢コントロール率は、70%前後といわれています。

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