5年後に治る可能性 「遺伝子治療技術」で難病が消えていく

公開日: 更新日:

 2014年の「患者数が特に少ない(注・国内患者数1000人未満)希少疾病用医薬品指定制度」、翌年にリニューアルされた「難病対策法」がこの流れに拍車をかけている。

「『難病』指定される病気が急増しています。そう言うとまだまだ治らない病気があるのだなと感じるかもしれませんが、実は全く逆です。医学が急速に発達し、『人類の手に負える』病気が増えたことにより、指定する意味が出てきたと考えるほうが正しいでしょう。今後はファブリー病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの難病の新薬が、続々登場する見込みです。世界的に急速に完成しつつある遺伝子治療技術を日本でも国家的な支援をしていく体制を敷くことで、人類の懸案だった難病克服の一翼を日本も担える可能性が出てくると思われます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 3

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 9

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 10

    「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」