目の脇から脂肪が出て…眼窩脂肪ヘルニアってどんな病気?

公開日: 更新日:

「実際に坂上さんを診察したわけではありませんから、ハッキリしたことは言えません。しかし、眼窩脂肪ヘルニアの可能性はあると思います。ヘルニアとは、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態を言います。有名なのは臍ヘルニア(でべそ)、鼠径ヘルニア(脱腸)のほか、背骨のクッションである椎間板に起こる椎間板ヘルニアです。眼窩脂肪ヘルニアは、眼球の後ろにある脂肪組織が、白目(結膜)の下に出てきてしまう病気です」

 眼球は眼窩と呼ばれる、頭蓋骨のくぼみの中央にある筋円錐に埋まっている。その中には眼球以外に目を動かすのに必要な「外眼筋」と呼ばれる6つの筋肉、血管や視神経などのほか、その隙間を埋めるように脂肪組織が存在している。

「この脂肪は、眼球が常に自由に動くことを助けていて、目をぶつけた時など、眼球への衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。本来、外から見える結膜(白目部分)の下には眼窩脂肪が移動しないように、テノン膜と呼ばれる組織で隔てられています。ところが加齢により外眼筋が痩せ細るなどして眼球とテノン膜の間に隙間ができると、眼球奥の脂肪が、その隙間から這うようにして前方へ移動します。これが結膜下の眼窩脂肪ヘルニアです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外