目の脇から脂肪が出て…眼窩脂肪ヘルニアってどんな病気?

公開日: 更新日:

 新年早々、右目の手術を受けたことを公表した俳優の坂上忍(52)。不調が表れたのは4年前で、「突然、右目の脇から脂肪がニョキニョキと出てきました」という。

 その後、点眼で対処したが、再び発症。今年初めに手術に踏み切った。

 正式な病名が公表されていないため詳細は不明だが、同年代にとっては気がかりなはず。どんな病気が考えられるのか? 

 東京医科歯科大学医学部眼科学教室臨床教授で「清澤眼科医院」(東京・南砂)の清澤源弘院長に話を聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 坂上は5日のブログで次のように書いている。

「眼球の裏には脂肪があって、それが表に出てこないように壁のようなモノがあるらしいのですが……。どうやら、その壁が削れていると。で、必要以上に脂肪が出てきてしまっていると。要するに、『一種の加齢故』なのかな~と……わたしは納得したわけです」

 ブログのこうした記述から「眼窩脂肪ヘルニア(眼窩脂肪脱)」が考えられるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘