膝の軟骨を修復 「変形性膝関節症」を改善させる2つの体操

公開日: 更新日:

「軽い運動というと散歩をイメージする人も多いのですが、変形性膝関節症の患者さんは動くと膝が痛むため、歩くことすら嫌になる。結果、運動不足による体重増や筋力低下からさらなる膝負担となり、症状悪化の悪循環に陥りかねません。そこでお勧めなのが『寝たまま膝ゆらし』『足バイバイ体操』です」

「寝たまま膝ゆらし」は布団か床の上であおむけに寝て、膝に負担がかからないように膝の下に折り畳んだタオルを置く。あとはかかとを起点にして、膝を5センチ程度持ち上げて下ろす動作を小刻みに繰り返す。両側でも片側ずつでもよい。

「足バイバイ体操」は両手を後ろについて床に座るか、あおむけの状態で、かかとを起点に両足を内外にブラブラ揺らす。いずれも違和感や痛みが出たら中止し、治まったら再開する。連続して行う必要はなく断続的に行い、それぞれ1日合計1時間を目指す。

 実際に、変形性膝関節症を患う50代の女性は寝返りすら打てなかった膝の痛みが軽くなり、階段の昇降もラクになったという。軟骨の再生もMRI(磁気共鳴画像装置)でも確認された。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?