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宮沢孝幸京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授

京都大学ウイルス・再生医科学研究所附属感染症モデル研究センターウイルス共進化分野准教授。日本獣医学会賞、ヤンソン賞などを受賞。小動物ウイルス病研究会、副会長。

コロナは“お化け”のような存在ではない 動物ではメジャー

公開日: 更新日:

 実験動物であるマウスやラットにもコロナウイルスが存在し、非常に恐れられている。マウスコロナウイルスはマウスに肝炎や下痢、神経症状を引き起こし、ラットコロナウイルスは唾液腺や涙腺の炎症を引き起こす。

 新型コロナウイルスは未知とよく言われるが、動物コロナウイルス研究ですでにわかったことは多く、決して「お化け」のような存在ではない。

(つづく)

【連載】研究33年ウイルス学者が語る新型コロナ

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