筋肉<上>「何歳からでも筋肉量10~20%増は可能です」

公開日: 更新日:

 体の筋肉量を「車の排気量」に例えると分かりやすい。30代までを3000㏄の排気量の車とし、50代、60代になって排気量が1000㏄に落ちたとする。かつて3000㏄時代にやっていた活動量を、今の1000㏄で同じくやっていれば、疲れてしまうのは当然。

「疲れが取れない」「無理が利かない」といった自覚症状は、「自分」という車を動かす排気量(筋肉量)が低下してきたことが原因なのだ。

「さすがに70代になってから30代の筋肉量に戻すのは無理ですが、何歳からでも筋肉量を10~20%程度増やすのは十分可能です。私は20年以上、全国各地で『シニア世代に筋トレで健康になってもらうためのプロジェクト』に取り組んでいます。その簡単な筋トレとウオーキングを組み合わせたメニューを行ってもらうと、参加者の多数の方は体力年齢が10歳や15歳若返ります。中には70代の方が50代の体力年齢に若返ったケースもあります」

■目標歩数は1週間で5.6万歩

 筋肉量が増え、体力年齢が若返ると「体が軽くなった」「体を動かすのが楽になった」という効果が出る。こういう状態をずっと続けていれば、先々「寝たきり」や「要介護」にならずに済むことにつながるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情