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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米大統領候補表明のカニエ 双極性障害の疑いと高まる人々の期待

公開日: 更新日:

 アメリカ大統領選まで3カ月を切り、現職の共和党トランプ大統領と民主党バイデン元副大統領の戦いが激しくなる中、ある候補者が医学界を騒がせています。第3党からの出馬を表明しているヒップホップアーティストのカニエ・ウェストに「双極性障害」の疑いがあるからです。

 カニエ・ウェストが双極性障害かもしれないという説はこれまでにも話題となり、妻のキム・カーダシアン・ウェストもそれを認めるような発言をしたことがあります。今、それが蒸し返されているのは、最近の彼の行動と発言からです。

 先月初めて開かれた支持者集会で、カニエが舞台上で「自分は過去にキムに中絶をさせようとし、娘を殺しかけたことがある」と突然泣き始めました。

 さらに「キムとその家族が自分を拘束しようとしている」などとツイート。インタビューでは、新型コロナワクチンを「野獣の印」と呼ぶなど、これでも報道されているほんの一部です。

 双極性障害は気分や態度の極端な変化が起きる心の病ですが、専門家によればクリエーティブな天才にしばしば見られるとのこと。

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