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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米大統領候補表明のカニエ 双極性障害の疑いと高まる人々の期待

公開日: 更新日:

 実はカニエに対し、別の意味でも注目が集まっています。それは、カニエほどのセレブリティーが心の病と闘っているという事実で、多くの人々にとって希望になっています。世界人口の11%が何らかの心の病を抱え、毎年6000万人ものアメリカ人が診断を受けている一方で、心の病を不名誉と考えたり、オープンに語るのはいまだにタブーだったりするからです。

 アメリカではこれまで少なくない数のセレブリティーがうつの体験を公表し、ヘンリー王子とオプラによる心の健康をテーマにしたテレビ番組が制作段階にあるなど、「メンタルヘルスをもっと語ろう」という動きは年々高まっています。カニエもその動きに加わることが期待されています。

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