人がいなければマスクは外してOK 熱中症は柔軟な自己管理で予防する

公開日: 更新日:

「コロナ対策にマスクは必須ですが、そのマスクによって体温が上がって、熱中症になるリスクが高まるのも確か。今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策、この両方をきっちりやらないと乗り切れないと言ってもいいでしょう」

 もっとも、マスクをするとで顔の表面温度は確かに上がるとはいえ、そのために冷房を使ったりこまめに水分を取る人が増えれば、熱中症になる人も増えない可能性もあると三宅医師は補足する。そもそも、このコロナ禍において、常時マスクをつけていなければいけない、と思い込むのも間違っているというのだ。

「マスクは何のためにするのかといと、飛沫を人にかけないため。特に大声でしゃべったり、くしゃみやせきをしたときに、飛沫を近くにいる人にかけないためにするのです。症状はなくても、コロナに感染している可能性はあるから、人に自分のコロナをうつさないためにマスクをしている。逆にいえば、周りに人がいない空間だったら、マスクをする必要はないんです。周囲2メートル以内に人がいない、換気もできている空間なら、必ずしもマスクをする必要はありません。マスクをしないと白い目で見られるといっても、周りに人がいなければ、白い目で見る人もいないわけですから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?