行為の最中はまれ 「腹上死」は数時間後にやってくる

公開日: 更新日:

不倫相手宅に泊まり込んでのセックスは危険

「セックスの最中に心臓が苦しくなって死んだらと思うとセックスに集中できない」という中高年も多いのではないか。

 年を重ねると心臓の調子が気になる人も多い。階段を上るのに息切れするという人はなおさらだ。

 そのせいか、有名人が愛人宅で亡くなったとか、ラブホテルで死んだなどと聞くと、「腹上死」をリアルに感じてしまう。

 実際に腹上死で逝った本人は幸せの絶頂で亡くなり、思い残すこともないかもしれない。しかし、残された愛人や家族はたまらない。元気な人が突然死した場合は医師法21条により、変死届を出すことになっている。病死なのか、他殺なのかを明らかにして社会秩序を維持するためだ。そうなると警察に根ほり葉ほり聞かれたうえ、遺体は解剖に回される。生前どんな立派な夫や父親であってもそれだけで蔑まれてしまうケースだってあるだろう。

 そもそも腹上死という言葉はどこから来たのだろうか? その由来は中国の南宋の宋慈が書いた、『洗寃集録』の一文にあると言われている。『洗寃集録』は現存する世界最古の体系的法医学書である。それには次のように書かれている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議