仕事ができなくなっちゃう…声優の森川智之さん喘息を語る

公開日: 更新日:

森川智之さん(声優・ナレーター 53歳)=気管支喘息

 どう隠していこうか――。

 40歳を迎え、声優として多忙を極めていたときに「喘息」と診断されてしまった僕は、周りにそれを気づかれてはいけないと思い、必死に「健康ですよ」という空気を出していました。

 声優にとって、声は大事な商品。常にクリアで安定した音を出せなければいけないので、喘息だと知られたら、仕事の現場から呼ばれなくなると思っていたんです。

 喘息は、気道に慢性的な炎症があり、わずかな刺激でそれが悪化しやすく、ひどくなると気道が狭くなって激しい咳の発作やゼイゼイと喉が鳴る喘鳴が起こり、呼吸が困難になる病気です。

 じつは幼い頃、僕の弟が重い喘息を患っていたので、「喘息は怖いもの」というイメージを持っていました。毎晩のように救急車を呼ぶくらい入退院を繰り返している弟がかわいそうで、子供ながらに「なんで自分だけ元気なんだろう」と自責の念を抱いていました。

 後になって、親から「あなたも小児喘息だったのよ」と聞かされましたが、苦しかった記憶はないので「喘息=弟の病気」という認識でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に