運動後はタンパク質補給を「30分以内」がゴールデンタイム

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 ウオーキングやジョギングがしやすい季節だ。今は紅葉の季節でもある。美しい景色を見ながら、夫婦で歩いたり、軽く走る習慣を身に付けるのはどうだろう?

 体を動かした後、ぜひ取りたいのがタンパク質だ。運動で傷ついた筋肉はタンパク質によって修復される。タンパク質の摂取量が不十分だと、せっかくの運動の効果が十分に生かされない。

 さらに、運動後は大量にエネルギーや栄養素を消費しているので、通常よりも栄養を吸収しやすい状態になっている。だから、質の高いタンパク質を、十分量、しかも運動後速やかに摂取すべきなのだ。

 運動後、タンパク質を摂取する上で、ゴールデンタイムといわれているのが、運動後30分以内。遅くても45分以内にはタンパク質を取りたい。この時間内にタンパク質を取ると、筋肉へのアミノ酸の輸送量が3倍にもなるといわれている。

 もし45分をすぎてしまったら……。体内のアミノ酸がタンパク質へと変わって筋肉を形成する「タンパク同化」という作用が、運動後45分をすぎると下がってしまう。それ以降は急激にタンパク同化の能力が落ちていき、120分が経過すると、普段の働きまで戻ってしまう。ウオーキング後はビールをグビグビッと飲むのではなく、何をおいてもタンパク質摂取なのだ。

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