髪<下>脱シャンプーのススメ 常温以下の「水洗髪」が理想的

公開日: 更新日:

 また、シャンプーで頭皮のバリアーが破壊されると、頭皮が乾燥して新陳代謝が悪くなり、毛の生える土壌である頭皮が薄くなってしまう。さらに合成界面活性剤の持つ細胞毒性が、毛を作るのに最も大切な毛根幹細胞にダメージを与える。これらの理由でシャンプーが体質に合わない人は、「抜け毛」や「薄毛」などを引き起こすのだ。

「髪のトラブルに悩んでいたら、試してもらいたいのは『脱シャンプー』です。シャンプーを使う洗髪の間隔を2~3日に1回に減らしたり、1回に使うシャンプーの量を減らしていくのです。そして、徐々にシャンプーを使わないお湯の洗髪だけに切り替えていきます。最終的には、常温以下の水で洗う『水洗髪』が理想です」

 シャンプーを使って毎日洗髪していると、皮脂腺が発達して皮脂の分泌が増える。それが酸化してニオイやベタつきの原因になるので、毎日のシャンプーが欠かせなくなるのだ。そのため、脱シャンプーは髪が短く量が少ない人は、一気にシャンプーをやめるようにチャレンジする。そして、不快なときだけシャンプーをするようにしてみるといい。発達した皮脂腺が次第に縮んできて皮脂の分泌量が減れば、ニオイやベタつきのもとはお湯や水の洗髪で十分洗い流せるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情