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小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

義務セックス…夫の「たくさんしたい」が妻のプレッシャーに

公開日: 更新日:

 カウンセリングを受けたら、“義務感”がセックスの痛みに関係していたことが分かった……。こんな事例を、私が運営している性交痛に関するサイト(FuanFree/ふあんふりー)で先日、紹介しました。

「えっ、セックスを義務って感じるだけで痛くなるの?」と驚きますよね。でも、「夫から週に数回はセックスをしたいと言われ、それが心の負担となってセックスに痛みを感じるようになった」といった話は、よく耳にします。

 うまくいっていない夫婦ならまだしも、そうではないのに、なぜ夫婦間のセックスを“義務”と捉えてしまうのでしょうか? ちょっとネットで検索してみました。すると質問箱のようなサイトで「セックスは義務なのか」という質問に対し、義務か、義務じゃないかの議論が繰り広げられていました。きっと、似たことで悩む人が多くいるのでしょう。

「セックスをしたい」と言う側は、その希望を無理やり押し通したいわけではないと思います。きっとシンプルに「性生活がこのくらいあったらいいのにな」という意味なだけです。

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