著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

間違った情報に振り回されない…本当に必要かまずは自問を

公開日: 更新日:

 からだに関する悩みはだれにでも1つや2つあるかと思います。特に性に関する悩みでは、人に相談しづらい分、不確かな情報に引き込まれてしまいがちです。

 男性でいえば、仮性包茎。ひと昔前は「むけているのが男」といった広告が見受けられましたが、現在は「ほとんどの仮性包茎は手術が必要ない」という正しい情報が広まり、この手の広告が減りました。しかし、「むけているとよいセックスができる」「モテる」「早漏にならない」など、間違った認識を持つ人はいまだ少なくありません。

 女性の例で最近よく目にするのが「陰毛処理は欧米では当たり前」「不衛生だから処理するべき」「寝たきりになったときに介護の人に迷惑をかける」といった記事。商品やサービスを宣伝する記事広告の場合も結構あるのですが、心を動かされてしまう人もいます。

 しかしよく考えれば「欧米では当たり前」って、なんでも欧米が正しいような話も変だし、我が家には温水洗浄便座があるのでデリケートゾーンの衛生面に不便さを感じたことがない。

 将来、確実に寝たきりになるわけではなく、高齢になると毛は全体的に薄くなることを考えると、真に受ける話ではないですよね。

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