著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

間違った情報に振り回されない…本当に必要かまずは自問を

公開日: 更新日:

 からだに関する悩みはだれにでも1つや2つあるかと思います。特に性に関する悩みでは、人に相談しづらい分、不確かな情報に引き込まれてしまいがちです。

 男性でいえば、仮性包茎。ひと昔前は「むけているのが男」といった広告が見受けられましたが、現在は「ほとんどの仮性包茎は手術が必要ない」という正しい情報が広まり、この手の広告が減りました。しかし、「むけているとよいセックスができる」「モテる」「早漏にならない」など、間違った認識を持つ人はいまだ少なくありません。

 女性の例で最近よく目にするのが「陰毛処理は欧米では当たり前」「不衛生だから処理するべき」「寝たきりになったときに介護の人に迷惑をかける」といった記事。商品やサービスを宣伝する記事広告の場合も結構あるのですが、心を動かされてしまう人もいます。

 しかしよく考えれば「欧米では当たり前」って、なんでも欧米が正しいような話も変だし、我が家には温水洗浄便座があるのでデリケートゾーンの衛生面に不便さを感じたことがない。

 将来、確実に寝たきりになるわけではなく、高齢になると毛は全体的に薄くなることを考えると、真に受ける話ではないですよね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす