つらさが理解されない…上矢えり奈さん「内斜視」との苦闘

公開日: 更新日:

 斜視って調べてみると、いろいろな病気に関連して出る症状なんです。だから医師も慎重だったのでしょう。でも、結果として私は一般的な斜視だったということです。そうはいっても、斜視は地味につらいんです。目が寄ってしまうと外見が気になるし、ピントが合わないストレスや目の緊張からくる身体的な不調も出てきます。それでいて、周りからは大したことないと思われて、つらさが理解されないんですよね。

 自分が斜視になってみて、「体の大切さ」を本当に知りました。アイドル時代は馬車馬みたいに働いて、「休んじゃいけない」って思っていたんです。でも病気になって苦しむのは自分だから、ホント、みなさんもっと自分を大切にして欲しいなって思います。

(聞き手=松永詠美子)

▽かみや・えりな 1991年、静岡県生まれ。20歳からアイドルグループ「仮面女子」のメンバー「神谷えりな」として活動。2018年11月に同グループを卒業して事務所を移籍し、19年4月から現在の名前に改名して芸能活動を再開した。現在、SBS静岡放送の番組でレギュラーMCを務めるほか、地元の静岡を拠点にタレント活動をしている。YouTubeチャンネル「にゃんえり〈erina〉」ではユーチューバーとしての活動を始め、編集も自分で行っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった