虫垂炎のIKKANさん 医師と相談して「切らない」ことを選択

公開日: 更新日:

 もちろん以前のように活動できるのはまだまだ先ですし、綱渡りは続きますけれど、さらにリモートスキルを上げるなどしながら可能性を見つけていこうと思っています。

■もう一度、炎症を起こしたら手術を検討

 ところで肝心の虫垂炎ですけれども、じつはまだ切除していません。温存中です。6月の入院時は虫垂の炎症がひどすぎて手術ができず、とりあえず腫れを小さくしてから手術しましょうということになりました。いったん退院して7~8月の舞台を務め、8月半ばに再度検査をして「これなら手術できる」となったので、8月末には手術する予定で話は進んでいました。

 でも、LINEでそのことを発信すると、知り合いから「盲腸は無用の腸じゃないらしいよ」という反応が返ってきたんです。それが気になってネットで調べてみると、たしかに「盲腸を切った後、3年間は大腸がんのリスクがある」という情報がありました。一般的に虫垂は「現代人にはなくてもいい臓器」と言われていますから、僕も初めはなんのためらいもなく切るつもりでいたんですけど、その決断が揺らぎ、本腰を入れて調べ始め、玉石混交する情報をじっくり精査したうえで医師ともきちんと話し合い、僕の場合は「切らない」という決断をしました。主治医の先生と「もう一度、虫垂が炎症を起こしたら切ろう」という話の下、今に至っています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった