股間の痒みは水虫かも…汗をかきやすい若い男性は特に要注意

公開日: 更新日:

 股間がかゆい……。そう思っていても、場所が場所だけに、すぐに病院に行かずに様子を見ようという人も多いだろう。

「セックスをしていて股間が痒い場合、性感染症の可能性があるため、医療機関を受診すべき。しかしセックスをしていないのに股間の痒みがある場合も、早い段階で医療機関を受診すべきです」

 こう言うのは、性感染症を専門に診る「プライベートケアクリニック」の尾上泰彦院長だ。

 尾上院長によれば、セックスが関係なく起こる「股間の痒み」の原因として、まずインキンタムシが考えられる。インキンタムシは水虫の原因として知られる白癬菌による皮膚疾患。白癬菌は高温多湿を好み、発汗しやすい若い男性の股間によくみられる。痒いからと掻きまくっていると、皮膚の色素沈着が起こり茶色くなる。治療は抗真菌薬で行う。“水虫薬”は市販品もドラッグストアに並んでいるが、自己判断で股間に使うのはNGだ。

「外陰部に塗ると、思わぬ薬の副作用が出ることがあります。医師の判断が必要です」(尾上院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」