著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

性の健康は生きる健康。人生を存分に楽しめなくなることも

公開日: 更新日:

 性交時の痛みは、特に経験のない人には軽視されがち。治療機関も非常に少ない。過去の私のように妊娠を望む人が適切な治療や心のケアを受けられず、SNS上でつらい心情を吐露しているのを見ると心が痛みます。

 不妊治療の保険適用が注目されていますが、切実に妊娠を望む人が健やかな性生活を送れるように、心のケアを含めた性機能不全の治療を、保険適用で行えるようになってほしいと思います。

 前述のように、性交時の痛みは健康問題。生殖問題にかかわらず、生きていく上で重い課題として患者さんの肩にのしかかってきます。特に妊娠を望む若年層の深刻な挿入困難は、積極的に治療できる環境を整えてサポートするべきだと思います。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態