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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

運動パフォーマンスに布マスクが与える影響は? 専門誌報告

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各国政府は感染対策の一環としてマスクの着用を推奨してきました。日本でもマスク着用は外出時のマナーやルールのようになりつつあります。

 スポーツジムなどで運動をする際にもマスクを着用している人は多いでしょう。

 近年では通気性に優れたスポーツ用の布マスクも販売されているようです。しかし、マスクの着用が運動パフォーマンスにどのような影響を与えるかについては詳しく分かっていませんでした。そんな中、布マスク着用による運動への影響を検討した研究論文が、スポーツ医学の専門誌に2021年4月13日付で掲載されました。

 この研究では、米国在住の健常者31人(平均23・2歳)が対象となりました。被験者は布マスク(22×11センチ、ポリエステル88%、ポリウレタン12%の布による2層構造)を着用してランニングマシンを用いた運動をするグループと、布マスクを着用しないで運動するグループにランダムに分け、運動時間(疲労するまでの時間)や最大酸素摂取量を比較しました。

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