突然、肩に痛みが…中高年は「肩腱板断裂」に気をつけろ

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワークが日常になっているせいか、最近、ファミレスや喫茶店でパソコン機材を広げ仕事をしている中高年を見かける。昔に比べれば軽量化されたとはいえ、年々衰える肉体にパソコン、電源、書類などが詰まったビジネスバッグを抱えて歩き回るのは大変だ。なかには、そのせいで肩に異変を感じる人もいるようで……。「みずい整形外科」(東京・祐天寺)院長の水井睦氏に聞いた。

「右肩が痛くて痛くて。最初は五十肩かと思ったのですが、手を上げると腕に力が入らないだけでなく、腕を伸ばすと痛い。手を背中に回そうとしたり、お風呂掃除でバスタブを洗おうとしたり、駐車券を取ろうとすると、ひどく痛むのです」

 こう言うのは都内在住の50代男性だ。3カ月ほど前から痛みが出て、寝ているときに右腕を下にしているだけでも痛いと、こう続ける。

「同い年の妻が五十肩で苦しんでいたので“オレもそうだろう”と納得させていたのですが、どうにも痛みが取れない。そこで整形外科医院で診てもらったところ、右肩腱板断裂だというのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも