著者のコラム一覧
田中智子「うぐいすヘルスケア株式会社」代表取締役

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

難聴は認知症の最大の危険因子…軽度でも発症率が2倍高い

公開日: 更新日:

 私たちは言葉を聞いて、頭の中で理解します。この頭の中で聞いた言葉を理解する時に必ず、その言葉と共に伝わる感情も受け止めています。そして、それに伴い、複雑な高次の脳機能の働きを行うのです。

 難聴と認知症についての10年間の追跡調査によると、高度難聴の人は難聴がない人に比べて認知症の発症率が5倍高く、軽度難聴であっても2倍高いとの結果でした。

 難聴は別名「ほほ笑みの障害」と呼ばれています。聴覚は私たちの情操に影響を与えるとても重要な感覚器官なのです。聞こえが悪いと感じる、または周囲から指摘されるようなら、早い対策が必要なのです。

【連載】認知症を予防する補聴器のすべて

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  3. 3

    錦織圭と西岡良仁の不調に共通する難題…男子テニスの〈パワー・精度〉は爆発的向上している

  4. 4

    森保JのW杯に大いなる不安…三笘薫は「突破力に陰り」、伊東純也は「完治しない故障」

  5. 5

    私のスケジュールを大公開…やっぱりゴルフが好きでなければ続けられません

  1. 6

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  2. 7

    自民元議員・和田政宗氏が参政党に露骨なスリ寄り…宮城県知事選で政策協力、過激政策に“偽情報拡散”の懸念

  3. 8

    小泉今日子は商才もピカイチ! 還暦からの「自分がやりたいこと」を実現させる“先立つもの”の備え方

  4. 9

    司から竹内組長へ…山口組はどう変わるのか

  5. 10

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」