首<下>睡眠中の首の姿勢の正しさは寝返りの良さにあらわれる

公開日: 更新日:

 立ち姿勢、座り姿勢、いずれも頭の上のリンゴが落ちないようなイメージで、体軸を意識した姿勢を心がけることは可能だろう。しかし、寝ているときは、どのように体軸を意識すればいいのか。それには「寝返りの打ちやすさ」がポイントになるという。

「寝返りというのは睡眠中、『体軸』を中心にベッドや布団の上を左右に転がる行為のことです。何の抵抗もなく回る寝返りこそ、快適な首姿勢で寝ている証拠であり、体が自ら求めて行っているアクションです。それに対して、寝苦しくて向きを変えるのは、寝姿勢が悪く、体がつらいため、苦しまぎれに行っているアクションと言えます。『寝返り』と『寝苦しくて動く』とは、違うことなのです」

 通常、健康な成人は一晩で平均20回以上の寝返りを打つとされる。

 睡眠中は、体を成長させたり、体内組織を修復させたり、心身の疲労を回復させたり、免疫力を高めたり……といった仕事をしている。スムーズに行うことができる“体にいい寝返り”には、次のような役割があるのだ。


①血液、リンパ液、関節液などの体内循環を促す

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か