「本当に怖かった」…元女子バレー日本代表・大友愛さん 9月に“めまい”との闘い4時間

公開日: 更新日:

 まるで大波にのまれているような激しい回転の中、何度も吐き、しまいには胃液しか出ない状態になりました。目をつぶるとさらに回るので目を開けたまま、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と自分に言い聞かせ、いつまで続くのかわからないめまいと闘いました。

 めまいが少し治まったころには夕飯時になっていました。買い物にも行けなかったので、家にあったマカロニでグラタンを作り、夫には「そんなに具合が悪かったなら呼んでくれればよかったのに」と言われました。実際、子供部屋で勉強を教えているのはわかっていたし、呼べるものなら呼びたかったです。でも、その時はパニック状態で声も出ませんでした。

■フォロワーの後押しで病院を受診

 少し落ち着いてから、SNSでめまい体験の一部始終を発信したら、後輩から「私も同じことがあり、立ち上がれなくて救急車を呼びました」と連絡がありました。そのほかにも、「私もなったことあります」といったメールをたくさんもらい、何十人ものフォロワーさんに「絶対に病院に行ってください」と勧められたんです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」