ワクチン接種後死亡1387件 心筋炎の警戒度「重大な副反応」に引き上げ

公開日: 更新日:

 新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の世界的な広がりで、改めて新型コロナワクチン接種の是非に関心が集まっている。オミクロン株は従来型に比べて免疫回避の能力が高いとされ、それに対するワクチンの有効性に疑問が投げかけられているからだ。

 日本ではこれから3回目接種や子供への接種が本格化する。だからこそ、ワクチンの副反応情報も詳しく知っておきたい。

 今月3日、厚生労働省は厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(以下専門部会)を開催。収集した副反応のデータを基に、接種と副反応との関連性を議論した。

 予防接種開始(2月17日)から11月14日までに新型コロナワクチン接種後の死亡疑いとして報告された事例は1368件(ファイザー社製1315件、モデルナ社製53件)。その後11月26日までに19件(ファイザー社製16件、モデルナ社製3件)の報告があった。つまり、予防接種開始以来11月26日までに1387件(ファイザー社製1331件、モデルナ社製56件)の死亡が報告されたことになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情