腰(上)脊柱菅狭窄症を治すための簡単体操 整形外科医が考案

公開日: 更新日:

 加齢に伴って有病者の割合が増加する「脊柱管狭窄症」。腰椎や軟骨である椎間板などが老化により変形し、脊柱管(背骨の後ろ側にある神経が通る管)の中を通る神経が圧迫されて発症する。腰椎の病気のひとつだが、腰にはあまり症状は出ず、主にお尻や足全体に痛みやしびれ、脱力感などの症状が出る。

 脊柱管狭窄症には、前屈は問題なく楽にできるが、逆に背中を反ると足の痛みやしびれが強くなるという特徴がある。前屈をすることで脊柱管が広がって神経への圧迫が少なくなるため、症状が出ないからだ。

 治療は、飲み薬を内服して痛みやしびれを和らげる「薬物療法」、強い痛みに対しては局所麻酔薬やステロイドを注射する「神経ブロック療法」を行うこともある。また、重症になれば「手術」も検討される。

 しかし、これらの治療効果は患者によって大きく異なる。どうしてなのか。

最新版 腰をまるめて自分で治す!脊柱管狭窄症」(宝島社)の著者で、整形外科「竹谷内医院」(東京都中央区)の竹谷内康修院長が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった