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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

リッチなニューヨーカーのトイレ対策はボトックスとPAE

公開日: 更新日:

 アメリカのこの夏の旅行者の数はパンデミック前の水準に戻りました。そこで話題なのが、ニューヨークの高級別荘地に向かう大渋滞と、トイレ対策です。リッチなニューヨーカーがトイレ休憩を減らすための、特別な施術を受けているというのです。  

 マンハッタンのお金持ちの別荘が立ち並ぶ避暑地ハンプトンズには、通常なら車で2時間ほどで行くことができます。ところが夏の繁忙期には大渋滞となり、4〜5時間かかるのは当たり前。そこで困るのがトイレです。

 アメリカのフリーウェイには、日本の高速のように整ったサービスエリアや清潔な公衆トイレがありません。その都度探すことになりますが、なかなか見つからないこともしばしばです。たとえ高級車に乗っていても、長時間我慢したり、トイレを探すストレスは一般人と同じ。でもその対策は一味違うというネット記事が話題になりました。 

 インサイダーの記事によれば、トイレの回数を減らすための施術は、女性は膀胱ボトックスと呼ばれるボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法。内視鏡を使ってボツリヌス毒素を膀胱壁内に注入し、筋肉を緩め膀胱の過活動を抑える方法です。アメリカでは顔にボトックスを注射する美容施術が大人気ですが、こちらは筋肉を緩めてシワを減らすもので、基本的に同じ原理です。

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