「何か変…」が低血糖のサイン 対策が遅れれば認知機能低下のリスク

公開日: 更新日:

「どんな症状が出たか、というより、血糖値を確認できない状況で『何か変』だと感じたら、糖尿病の人はすぐにブドウ糖やジュース類など糖が含まれたものを補食してください。低血糖なら10分以内に症状が取れます。『何か変』は、もしかしたら低血糖が原因ではないかもしれない。また、補食で急に血糖が上がり体調が悪くなる人もいる。しかしいずれも、低血糖が進むより問題が小さい」

 たとえば低血糖で倒れて骨折を起こし入院となると、高齢者であれば認知症リスクが上がる。重篤な低血糖は命に関わるし、車の運転中に低血糖で昏睡状態になれば交通事故を引き起こす。

「低血糖は起こさないこと、さらに繰り返さないことも重要です。低血糖を繰り返しているうち、軽い低血糖では自覚症状を感じにくくなるからです。これを無自覚性低血糖といいます」

■繰り返すうちに自覚症状が出にくくなる

 低血糖対策として、まずは自身が日常的に低血糖を起こしていないかどうか、確認が必要だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ