著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【チャーガ】SOD酵素が豊富で動脈硬化・血圧・血糖値を抑制

公開日: 更新日:

 SOD酵素の効果は多岐にわたり、血液をサラサラにして動脈硬化を予防することや、高血圧自然発症ラットに対してチャーガ熱水抽出物を60日間飲用させると、飲用していなかった時よりも血圧上昇を抑制してくれると報告されています。

 それと同時にHbA1cの値も減少していたので糖尿病への効果も期待されています。ラットにSOD様成分を投与することで血糖値の上昇抑制が報告されていたり、2型糖尿病の患者に対してもSOD酵素が豊富なチャーガを飲んでもらうと血糖値の上昇を抑えることがわかっています。

 また、SOD様成分配合飲料をヒト対象に行った実験では、試飲したモニターの過半数以上が肌荒れの改善や、肌のシミの解消、化粧のりの良さなどに対して有効であると回答しています。

 チャーガには、SOD酵素が同じキノコの仲間であるアガリクスの24倍、青汁などに多く使われるケールの60倍も含まれるので、まさにスーパーフードのひとつといえるのではないでしょうか。 

 最近は通販でも手に入りやすくなっています。ぜひお手に取ってみてはいかがでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ