粗暴化する高齢者の性欲制御術 70歳以上の暴行検挙人員は10年で2倍

公開日: 更新日:

 困ったのは高齢者のわいせつ犯も増えていることだ。前述の資料による平成23年と令和2年の比較では、年齢層別強制性交等検挙人員では60歳以上が44人から60人に。同強制わいせつ検挙人員が60~69歳では185人と同数だが、70歳以上は74人から192人に増えている。

「大前提として元気な高齢者が増えてきたことがあります。パートナーに求めても性交痛などから敬遠されている人が多いこと、アダルト動画が氾濫して情欲を起こしやすいこと、その一方で脳の機能が衰えて、節度を維持できなくなったこと。高齢者が現役時代の頃に比べて、社会が性的問題に寛容ではなくなったことに気づかない者が増えていることもあるようです」(林雅之院長)

 では、こうした夜も元気な高齢者はどうしたらいいのか?

「適度の運動や趣味で気を紛らすことです。適度な運動は幸せホルモンのセロトニンを分泌させるため、効果があります。普段から女性ホルモンの原料となる、大豆などに多く含まれるイソフラボンを取るようにするのもいいかもしれません。男性ホルモンのテストステロンの抑制が期待できるかもしれないからです。規則正しい生活リズムを刻むのも大切です。それでも収まらないときは自分で処理することです」(林雅之院長)

 性欲は、睡眠欲、食欲に並ぶ人間の3大欲求。程度の差こそあれ、一生続く。人生を誤らないためには、そのコントロール法を真剣に考え、身に付けておくことだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に