著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【米】糖質以外に含まれる栄養素とは? 脂肪肝を予防する成分も

公開日: 更新日:

 新米のおいしい季節がやってきました。縄文時代の後期、中国から日本にやってきた米。主に中国の中南部やタイ、ベトナム、インド、バングラデシュ、フィリピンなどで栽培されるインディカ米と、日本を含む朝鮮半島や中国東北部、ヨーロッパの一部で栽培されるジャポニカ米、インドネシア、アメリカ、ブラジル、イタリア、スペインでつくられるジャバニカ米の3種類に大きく分類されます。品種で分類するとその数は2万種類以上ともいわれ、日本でも主要な食材のひとつとしてさまざまな品種改良を重ね続けられています。

 そんな米は、糖質を多く含んでいることから、重要なエネルギー源として食されていますが、そのほかにタンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンも含まれています。

 特にタンパク質は通常サイズのパックごはん(200グラム)あたり5グラムが含まれています。絹ごし豆腐100グラムのタンパク質が4.9グラムですので、ごはんも重要なタンパク質源だということがわかります。

 最近の研究では、米に含まれるさまざまな機能性成分が注目を集めています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?