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荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

【尿着色】薬だけではなく病気が原因で色が変化するケースも

公開日: 更新日:

 尿路感染症以外にも尿に色がつくケースは多く、医薬品の副作用により筋細胞が融解・壊死する「横紋筋融解症」などが発生した時には、コーラ尿と呼ばれるような茶色の尿が出ることもあります。筋肉のタンパク質(ミオグロビン)が尿中に排出されることで茶色になるのです。また、メラニン色素を産生するメラノサイトという細胞ががん化して発生する「悪性腫瘍」では、分泌される色素のために尿が黒くなる場合もあるようです。

 このように、何らかの疾患が原因で尿に変化が表れる可能性があるので、自分の尿の変化は毎日確認しておくとよいでしょう。

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