ダービージョッキー藤田伸二さんはなぜ、睡眠導入剤に頼らなくてはいけなくなったのか

公開日: 更新日:

 昔は騎乗前にアルコール検査がなかったから、食堂で大酒飲んだし、朝の4時まで飲みながら麻雀をやったこともある。騎乗がメインレースだけのときは、夜通しでゲームをやったり、DVDを見ていたこともあった。1レースから騎乗するといっても子供じゃあるまいし、夜の8時や9時ごろ布団に入るわけにはいかない。酒を飲んでからマッサージを受けたり、枕の下に電動マッサージ器を置いて照明を消すと、短時間で眠りに落ちた。

 こんな俺でも結構ナーバスな面もある。ゲートを出たら斜行せずにまっすぐ走らせることができるか、1歩目に隣の馬の邪魔をしないか……。そんなことばかりいつも考えていた。

 人に迷惑をかける騎乗は大嫌いだから、25年も騎手をやって斜行などによる騎乗停止はたったの4回。フェアプレー賞(年間30勝以上と制裁点数10点以下)は歴代最多の19回。同30勝以上、制裁点数0のベストフェアプレー賞は2回。GⅠ17勝も勲章だが、最多のフェアプレー賞も誇りだ。武豊さんだって11回しか取っていないんだから。

 睡眠といえば長い間、薬の世話になっている。俺は閉所恐怖症からパニック障害になった。今も電車や飛行機は苦手だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に