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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

「適度な飲酒は体に良い」はウソ? 調査結果にドリンカーがっかり

公開日: 更新日:

 適度なお酒は健康に良いーー。アメリカ人の多くが信じてきたフレーズは、正しくないものだったという調査結果が発表され、驚きが広がっています。

 適量なお酒の量とは、女性はワインやビールなど1日にグラス1杯、男性は2杯が目安。今回発表された新たな調査では、それを超えると早死にのリスクが飛躍的に高まるだけでなく、それ以下であっても、まったく飲まない人に比べて健康という根拠はどこにもない、と結論づけています。

 この調査は、過去40年間に行われた、約500万人を対象とする100以上の研究結果を再検討・分析したもので、医学ジャーナル「JAMAネットワーク・オープン」に発表されました。

 それによると、「これまでの調査のほとんどは、飲む人と飲まない人を比較したもので、科学的な根拠に乏しく、その比較自体にも問題がある。そもそもこれまでアメリカには、宗教上の理由以外で一滴も飲まないという人は少数派で、元々何らかの健康リスクがあったり、体調を崩してやめることが多かった。逆に適度な飲酒をする人は、何をするにも節度があり、所得も高い傾向にあり、それが健康につながっている可能性が高い」といいます。

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