著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

尿酸値が上がりにくいお酒の種類は? 米学術誌で日本の研究を報告

公開日: 更新日:

 血液中の尿酸値が高い状態は高尿酸血症と呼ばれ、高尿酸血症が悪化すると、足の親指などの関節が腫れて激痛を引き起こす痛風のリスクが高まります。また、高尿酸血症は腎臓病や糖尿病の発症と関連することも知られており、血液中の尿酸値を正常な範囲(血液1デシリットルあたり尿酸値7ミリグラム以下)に抑えることが重要だと考えられています。

 尿酸値の上昇は食習慣と密接に関連しており、尿酸の原料であるプリン体が多いレバーや魚介類の干物などの他、酒類も尿酸値を高める原因です。しかしながら、お酒の種類によって尿酸値の上がり方に差があることも報告されていました。そんな中、飲酒と尿酸値の関連性について、お酒の種類別に解析を行った研究論文が、米国医師会のオープンアクセスジャーナルに2023年3月17日付で掲載されました。

 この研究では、聖路加国際病院の健康診断データを用いて、20歳以上の7万8153人(平均47.6歳、男性46.7%)が解析対象となりました。研究参加者が摂取していたお酒の種類および量(アルコール換算20グラムを1単位と定義)が調査され、尿酸値との関連性が検討されています。なお、研究結果に影響を与え得る年齢、体格指数(BMI)などの因子について統計的に補正し、男女別で解析が行われました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅう電撃引退も三浦璃来だけ競技継続の「ウルトラC」…ごく身近にも“前例”あり

  2. 2

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  3. 3

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  4. 4

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  5. 5

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  1. 6

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  2. 7

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 10

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技