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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

アメリカの1月は禁酒月間 昨年は成人の5人に1人がトライ、前年よりも13%増

公開日: 更新日:

 アメリカの1月は禁酒の月。感謝祭からクリスマス、年明けまでの約1カ月間続く、いわゆる「ホリデーシーズン」に飲みすぎたため、次の1カ月は酒を断とうというわけ。これを実行する人は、年々増えているようです。

 調査によれば、昨年1月に禁酒にトライした人は、アメリカの成人の5人に1人で、前年よりも13%増加。完全にお酒を断つのはその半数、残りはちょっとだけ飲む、または普段より減らすという程度ですが、それだけでも大きな違いです。というのも、アメリカ人はホリデーシーズンの1カ月間に、酒量が普段の2倍になるというデータがあるほどだから。

 日本でも忘年会や新年会で、飲酒の機会が増えると思いますが、さらに忙しさでストレスがたまってよけいに飲んでしまうというのは、アメリカ人も同じ。おかげで太ったり体調が悪くなったり、不眠などメンタルに不調を感じる人が、この時期本当に多いのです。

 でも飲まない理由はそれだけではありません。実はアメリカには今、飲まないほうがかっこいい、「ソーバー・キュリオス」というトレンドがあるからです。

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