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永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【血小板】数値が高すぎると自覚のない深刻な病気の可能性も

公開日: 更新日:

 がんや関節リウマチでも増えることがありますが、その場合は、やはり大半の人がすでに病院にかかっているはずですから、健診で初めて見つかることはほとんどないはずです。

 可能性は低いですが「本態性血小板血症」という厄介な病気もあり得ます。血小板をつくる骨髄細胞の異常によって起こります。血小板数が100万を超えることもあり、しかも血小板自体に異常が見られるようになります。初期にはほとんど自覚症状がないため、逆に健診で指摘され、精密検査で見つかるケースがあるようです。

 重症化すると、脳梗塞心筋梗塞のリスクが高まるといわれていますから、気になる人は血液内科を受診するといいでしょう。

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