著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【BMI】40歳以降の変動に注意 体重増に限らず身長の縮小も

公開日: 更新日:

 健診では、必ず身長と体重を測って、BMI(Body Mass Index)を計算します。体重を身長(メートル単位)の2乗で割った値です。単位は「キロ/平方メートル」ですが、それ自体に意味はありません。肝心なのは数字です。

 BMIは肥満度を表す指標。日本肥満学会の判定基準では、18.5~25未満が「普通体重」で、それを超えると肥満度1(30未満)、肥満度2(35未満)、肥満度3(40未満)、肥満度4(40以上)となります。逆にBMIが18.5未満だと「低体重(痩せ形)」といわれます。

 たとえば身長1.70メートル(170センチ)で体重が74キロなら、BMIは25.6で肥満度1と判定されますし、同じ身長で体重が53キロだったら、BMIは18.3で低体重となります。

 成人では身長は変化しないので、去年よりもBMIが増えたとしたら、それは単純に体重が増えただけでしょう。ところが、話はそれほど単純ではありません。じつは40歳を越えた頃から身長が少しずつ縮むことが知られているからです。

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