糖尿病(2)1日20キロのウオーキングを開始「何をやってきたんだ、との恥ずかしさがあった」

公開日: 更新日:

 春先とはいえ、長距離のウオーキングでは汗をかく。臭いを気にして消臭剤と着替えをカバンの中に持ち歩き、トイレで着替えたりしたが、電車内での視線が気になったという。

「水分補給として空のペットボトルに水道水を入れて鞄に忍ばせました。水筒だとかさばって重くなるからです」

 糖尿病は怖い病気だ。しかし、受診して薬を飲めば血糖値はすぐに下げることができる。60代のAさんがなぜそんなにつらい思いをしてまで自力で血糖値を下げようと考えたのか?

「さまざまな理由で糖尿病になる方がおられるでしょうが、私の場合は明らかに自身の不摂生が原因。田舎から出てきて何をやってきたんだ、という恥ずかしいという思いがあり、摂生するだけして血糖値を下げて、どうしても下がらないレベルになれば薬に頼ろうと考えたのです」 (つづく)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か