糖尿病(5)歩き方を学び直してウオーキングを再開しさらに4キロ減量

公開日: 更新日:

 帰宅後、丁寧に足を洗い抗菌薬を塗ることを心がけた。2日後にはウオーキングを再開した。

「ただし、用心のため歩く距離は3駅先までにしました」

 2種類の糖尿病薬を毎朝飲むことになったAさんは夕方に無性に食欲がわいたという。

「6時ごろに猛烈に食べたくなる。しかも私の大好きな冷やし中華の季節になり、ついついお店に。麺だけでなくスープまで飲み干してしまうのです」

 帰宅するとAさんの妻が低カロリーの夕食を用意してくれている。それを食べないわけにはいかない。

「毎日体重計に乗りますが、冷やし中華を食べた日は必ずリバウンドしてしまう。そこで帰宅ルートを変更しました」

 約3週間、ウオーキングと食生活の摂生を続けたAさんは、糖尿病専門医による2度目の受診日を迎えた。(次回につづく)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変