わきの下やお尻に繰り返し…こんな「おでき」はすぐ病院へ

公開日: 更新日:

「偽薬(プラセボ)を使わない日本で行われた臨床試験では、治療が成功したと見なす『ハイスコア達成率50%』を12週後に86.7%の患者さんがクリアしています」

 ハイスコア達成率50%というのは、結節と膿瘍の数が少なくとも50%減少し、かつ膿瘍数および瘻孔数の増加がない状態のこと。

「ヒュミラの臨床試験では、症状が出てから10年超経過してから治療すると、10年以内に治療を開始した群と比べ1.92倍、治療に反応が悪いとの結果も出ています」

 ヒュミラに続き、抗生物質を超える効果のある新薬が、現在開発中だという。

 思い当たる症状がある方は、治療をあきらめず、不可逆性の状態に達する前に治療を開始することが望ましい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝