周りと違っているからこそやれることも多い…後藤仁美さん軟骨無形性症を語る

公開日: 更新日:

 小さい頃からファッションやオシャレが大好きでした。同年代の子たちが着るはやりの服が着られないのは少し残念でしたが、自分にしかできない着こなしを工夫して楽しんできました。

 自分の姿勢が人からどう見えるかということもすごく気にしていました。軟骨無形成症では、腰が反ってしまうため、それをかばうように歩くと前かがみになりがちです。また、O脚なので、歩くとき左右に揺れてしまいます。そうならないようにいつも姿勢や歩き方に気をつけて頑張っていました。

■私個人を必要としてくれていることに喜びを感じた

 芸能界にも興味はありました。でもやっぱり特殊な身体ですし、芸能人になれるのはキレイでスタイルのいい人だから自分は芸能の仕事はできないだろうなと諦めていました。一方で絵を描くことも好きだったので、当初はデザインやイラストの仕事をしていました。人前に出る仕事をするようになったのは、イラストレーターをやっていた当時、自分の絵の個展にファッションデザイナーさんが来てくださって、そのデザイナーさんのコレクションにモデルとして誘っていただいたことがきっかけです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発