フリーになった途端に発症…上重聡さん帯状疱疹を振り返る

公開日: 更新日:

 マネジャーもなく、スケジュール管理も全部自分でやってきたので、人の意見を聞くことがなかったのも良くなかったと今になれば思います。

 独身一人暮らしなので、全部自分で抱え込んで自分ですべてを完結しようと考えていました。気づけば人に弱みを見せないように振る舞っていたのです。

「フリーになっていきなり弱音を吐くなんてだらしないと思われる」「助けてくださいなんてカッコ悪くて言えない」とかたくなに思って……。

 でも、それは自分の思い込みで、まわりはみんな心配してくれていたんです。心を開けば、手を差し伸べてくれる人たちがたくさんいました。不安を相談するのも大事なことだと考えられるようになって、「SOSは早めに出そう」と意識するようになりました。

 帯状疱疹になったことをひもといていくと、「自分はそんなに強くない。弱い人間なんだ」と教えてくれたのではないかと思います。

 病気以来、より一層、意識するようになったのは「その日の仕事はその日のうちに完結させる」こと。以前から徒歩1時間圏内なら往復歩くようにしているのですが、帰り道で頭を整理して、家に着いた頃にはイヤなことは忘れます。要は家にマイナスな気持ちを持ち込まない。これはあるプロ野球選手がやっていると聞いて、マネするようになりました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る