著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米国では成人の5割は独身…Z世代は結婚よりセルフケアが優先

公開日: 更新日:

 アメリカZ世代の若者の結婚の優先順位は低い、なぜならそれ以上にセルフケアが大事だから。そんなデータが話題になっています。

 デートアプリの最大手ティンダーによれば、Z世代の8割が、誰かと付き合う時の最大の目標は結婚ではないと答えています。しかも結婚は優先事項リストの10位という低さ。これは1つ前の世代、ミレニアル世代の4位と比べてもかなり順位を下げています。

 では最優先は何でしょうか? それは自分のメンタルや体の健康を大切にする、セルフケアです。アメリカZ世代は3人に1人が、何らかのメンタルの問題を抱えていると言われるほど。そのため何よりもセルフケアが何より重要になっていることが想像できます。

 しかも相手に関しても、セルフケアに取り組むことに前向きな相手に、より魅力を感じるという人が75%もいました。

 他人ではなくまず自分を大切にするのもセルフケアのポイントですが、相手にも自分を一番大事にしてほしいと思っているのです。

 相手に求めているのは、忠誠心や尊敬、心の広さなどの内面的な価値観で、それらを外見よりも重要視しているといいます。逆にそんな気持ちを裏切られることがあったら、もう付き合いたくないというのもZ世代です。

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