帯状疱疹について知っておきたいこと(下)経験者が語る…最初に疑ったのは緊張型頭痛だった

公開日: 更新日:

 近年、テレビCMでよく見かけるのが50歳以上を対象にした帯状疱疹ワクチンだ。このワクチンの詳細は昨日発売の本欄を読んでもらう(日刊ゲンダイDIGITALでも読める)として、「帯状疱疹はそう頻繁にかかる病気ではない」という認識が筆者にあった。そのため、還暦を過ぎてはいたが予防接種のことなど考えてもいなかった。そう、自分が発症するまでは……。その経緯を詳しくご紹介しよう。

  ◇  ◇  ◇

 それは今年6月の、ある日。左目に違和感を覚えたことに端を発する。まぶたが少し重たく、左目を閉じた時だけ左のこめかみに一瞬、軽い痛みが走った。右目では何も変化なし。

 翌朝もやはり左目を閉じた時のみ左こめかみがズキンと痛むことが続いていたが、悪化はしていない。じきに治るだろうと悠長に構えていたところ、3日目の夜からこめかみの痛みが強くなり、範囲が少し広がった。同時に左首筋のダルさも感じるようになっていた。

 ネットを駆使して調べると、緊張型頭痛が当てはまっているように思えた。筆者は昔から肩凝りがひどく、「なるほど、だからか」と納得してしまった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」