著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

アップルのイヤホン「AirPods Pro 2」が補聴器革命を起こす? 米FDAが認可

公開日: 更新日:

 補聴器機能を持ったアップルのブルートゥース・イヤホンが大きな話題になっています。特に今持っているエアポッズがそのまま補聴器になるという、これまであり得なかった新機能が、驚きを持って迎えられています。

 アメリカでは聴力に不安を持つ人が少なくありません。しかし聴力検査を定期的に受けているのは、アメリカ人の5人に1人に止まり、補聴器への偏見もいまだに存在しています。さらに医療費が日本に比べはるかに高いこともあり、処方箋が必要な補聴器はとても高価です。そのため近年はブルートゥースを使った比較的低価格の市販の補聴器が注目されていました。

 そんな折、アップル・エアポッヅ・プロ2への補聴器機能の追加が、FDA米国食品医薬品局に認可されたというニュースは、テック関連の媒体だけでなく、全米ネットのニュースでも取り上げられました。

 しかも今回アップルが展開するのは、既存のイヤホンに聴覚補助機能が加わるという画期的なものです。つまりエアポッズ・プロ2を既に持っている人は、そのまま補聴器として使うことができるわけです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々