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下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

医療スタッフが頻繁に自宅に上がり込む状況に気疲れしてしまう

公開日: 更新日:

 責任感が強い性格で、スタッフに頼りすぎることをよしとせず、お仕事がお忙しい中、自分のできることを増やし、いつしか医療・介護の手技を積極的に看護師から学ぶようになりました。

 点滴の流れを調節する器具であるクレンメの閉じ方に始まり、2種類の輸液を調節できる三方活栓の扱い方をマスター。輸液を止めたとき、血管内にカテーテルをつなげたままにしておく場合があるのですが、その中をある溶液で満たし、血液の凝固を防ぐヘパリンロックの使用と、何本使ったかを日付とともにメモに残すなど、看護師と変わりなく患者さんのサポートをお手伝いしていただけるようにまでなったのでした。

「明日、いつごろに来ていただく予定でしょうか?」と娘さん。そして、こう続けます。

「いつも最後に私がヘパリン(点滴)のロックをしているんですが、明日は私が日中外出する予定で、戻るのが18時以降になります。もし可能なら18時以降に点滴が終わるようにしていただけないでしょうか? 大事をとって19時くらいに終わるようにしていただければ一番ありがたいです。午前中に来てもらうとなると、なかなか難しいと思ったので」

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